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ボンベイサファイアイースト(東)・違いはアジア風味の追加、評価は?

ボンベイサファイアイースト(東)定番との違いは

「ボンベイサファイアイースト(Bombay Sapphire East)東」はバカルディ社傘下のボンベイ・スピリッツ社が製造しています。

 

ボンベイサファイアとサファイアイースト(東)の違いはボタニカルの種類とアルコール度数です。

 

まず、サファイアのボタニカルから解説すると、ギニアショウガ、コリアンダー、レモンピール、アーモンド、ジュニパーベリー、オリスルート(根)、アンジェリカ、リコリス、桂皮、クベバベリーの10種類。

 

レモングラスの画像
Lemongrass レモングラス

これにたいして、イーストはサファイアのボタニカル10種に、代表的なアジアンテイストであるタイ産レモングラス、スパイスのベトナム産ブラックペッパーが追加されているんですね。

 

アルコール度数はサファイアが度数47度にたいして、イーストは42度と軽くなっています。

サファイアイースト(東)の価格と風味のレビュー評価

「ボンベイサファイアイースト(東)」はアルコール度数42度・700mlで、今日現在の最安値は2,400円前後。

 

1000mlもあり、最安値は2,600円前後なので1000mlの購入がお得です。ちなみに、サファイアは750mlで1,500円前後です。

 

イーストの一般的なレビューではAmazon、楽天、ヤフーショッピングあたりを平均すると星5つ中、4.5くらいと風味に関して高評価ですね。

銘柄

通販販売店の最安値価格

ボンベイサファイア

47度750ml

1,500円前後

イースト(東)

42度・700ml)

2,400円前後

イースト(東)

42度・1000ml)

2,600円前後

まずはマイナスを指摘する感想。「(匂いも味もまろやかなので)私はいつものボンベイがいい」「口に含んで少しするとエグミを感じた」など。

 

支持するレビューでは「サファイアより少しスパイシーで、レモングラスの香りを仄かに感じ、後味もすっきり」「レモン果汁やライム果汁を多めに入れても味わいのバランスが崩れない」「好みはありますが、香りも少し甘めの味も私好み」「一般的なボンベイが苦手な人にはオススメ」などの評価が見られます。

イーストのボタニカル・レモングラス

レモングラスは。タイのトムヤムクンやお茶でおなじみなように、アジア料理やカリブ料理でよく使用されるハーブですね。

 

熱帯原産の植物なので寒さにはとても弱く、霜が当たると枯れてしまいます。日本なら鉢植えとして室内で育てるのがまちがいないとか。

 

タイ・チェンマイの画像
Chiangmai タイ・チェンマイ

 

精油は香料として食品、香水に利用され、虫が嫌う匂いから虫よけスプレーにも使われます。

 

ちなみに、サファイアイーストと同じようにドライジンでレモングラスをボタニカルに使が、「ボビーズドライジン」「ノルデスアトランティック ガリシアンジン」「ミッケラーボタニカルジン」「ローンウルフジン」「ギルビージン」など数多くあります。

ブラックペッパーの特徴・辛味と野生的な香りで風味づけ

イーストに使われているもうひとつのスパイスが、ベトナム産ブラックペッパー(黒胡椒)。

 

ブラックペッパーとホワイトペッパー(白胡椒)は同じ胡椒の実からとれますが、見た目も香り、辛みも違います。

 

ブラックペッパーは熟していない胡椒の実を天日乾燥させたもので、ホワイトペッパーは赤色に完熟した実を水に浸し、皮をとって天日乾燥させたもの。

 

ブラックペッパーの画像
Black pepper ブラックペッパー

 

外皮を柔らかくして剥いでいるから白色なんですね。風味の違いはブラックペッパーのほうが辛味が強く、野生的な香りがします。

 

これをボタニカルに使っているジンは、ほかに「オピーア・オリエンタルスパイスドジン」「キュロナプエフィンランドジン」などがあります。

ボンベイサファイアイーストとは

ボンベイサファイアイースト(東)はボンベイサファイヤが25年振りに販売した新商品です。

 

もともとバカルディUSA(米フロリダ州)が生産に着手、2011年からニューヨークとラスベガスで試験販売されて、4000ケースを売り上げました。

 

これを機に米国と世界の空港小売店での販売を拡大。その後、日本でも販売されるようになったんですねた。

 

ラベルの「東」という表記はアジアンテイストを象徴しています。ボンベイサファイアは左右に5種ずつボタニカルが刻まれていますが、イーストは左に通常の10種、右に現地のマップとともにボタニカル2種と解説が刻まれています。