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「ギルビージン」原産国と価格、味の評価は

「ギルビージン(Gilbey's Gin)」は英国ディアジオ社傘下のW&Aギルビー社が製造しています。2001年には販売製造拠点を英国とフィリピンに集約しました。

 

日本ではキリンビール株式会社が「ギルビージン」「ギルビーウォッカ」の輸入販売を2007年10月より開始。

 

その後、現在日本に入ってくるギルビージンはラベルの裏を確認するとわかりますが、韓国での製造となっているようですね。

 

Camden Town 現在のロンドン・カムデンタウン
Camden Town 現在のロンドン・カムデンタウン

 

ドライジンなのにフィリピン?韓国?という方もいますが、ロンドンやイギリスで生産しなくてもドライジンを名乗ることはできます。

 

赤ラベル37.5度の最安値なら700円台の価格もありますが、あと数百円出せば原産国がイギリス、スコットランド、日本のブランドもあります。

 

比べてしまうと、Amazonのレビュー(口コミ)でもコストパフォーマンスで劣るとか、味が以前よりも変わった?という声もあるようですね。

とはいえ、ランキングでは赤ラベル37.5度がどの通販でも上位にきていますから、このギルビーが好きなファンはいるわけです。

 

W&Aギルビー社は1857年、ウォルターとアルフレッドのギルビー兄弟がロンドンのソーホーで創業しました。もともとは南アフリカからワインの輸入・販売をしていました。

 

その後、ワイン以外のお酒の販売でアイルランドやスコットランドで成功。そのあいだに連続蒸留器の急速な進歩にともない、イギリスで純度の高いロンドンドライジンが流行していきました。

 

 

それに合わせて、W&Aギルビー社は1872年にロンドン中心部カムデン・ロンドン特別区にあるカムデンタウンにジンの最初の蒸溜所を建設。

 

ギルビー家秘伝のレシピでジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダー、レモン、レモングラス、シナモンなどの12種類のボタニカルを使って、柑橘系の爽やかな味わいのロンドンドライジン「ギルビージン(Gilbey's Gin)」を完成させました。

 

ジンだけでなく、フランスのメドック地方で自社ブドウ園を購入したり、スコッチウィスキーの人気の高まりを受けて1887年にグレン・スペイ蒸留所、1895年にストラスミル蒸留所、1904年にはノッカンドウ蒸留所を買収したりと事業は拡大。

 

Korea incheon 韓国仁川の寺院
Korea incheon 韓国仁川の寺院

 

経営陣が創業者の息子さんたちに引き継がれると、1895年にはギルビージンの販売をさらに強化して世界に販路を広げていきます。

 

その後、1997年にギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生したイギリスの酒造メーカー「ディアジオ社(Diageo plc)」の傘下に入り、日本ではキリンビール株式会社が輸入販売となっているわけです。

 

アルコール度数は赤ラベル37.5度、緑ラベル47.5度です。お好みでどうぞ!