· 

ブッカーズ2018年 休売(終売)から再販で価格高騰、定価と評価は

ブッカーズバーボンウイスキーとジム・ビーム

「ブッカーズ2018年バーボンウイスキー(Booker's)750ml」はジム・ビームをフラッグシップ商品として持つビームサントリー社が造っているハンドメイドクラフトバーボンです。

 

1795年に創業した「ジムビーム」で知られるビーム家6代目マスターディスティラー、ブッカー・ノー氏による最高傑作で、プレミアムバーボンの頂点に立つ逸品とされる人気の高いバーボンです。

 

もともと、ブッカー・ノー氏がビーム家主催のバーベキュー・パーティーで賓客だけに振る舞っているうち、あまりにも評価が高いので製品化されたと言われます。

 

Kentucky ジム・ビーム蒸留所のあるケンタッキー州
Kentucky ジム・ビーム蒸留所のあるケンタッキー州

ブッカーズの特徴は熟成樽をブレンド、そのまま瓶詰めしていること

ブッカー・ノー氏には「バーボンは樽出しが一番うまい」という信念があり、バーボン本来の風味を存分に味わってもらうために「樽出しにいちばん近い条件」で出荷したかったようです。

 

ジムビームの貯蔵庫は樽が9段積みで保管されています。上段は下段より温度が高く、湿度は低いので熟成が早くなります。下にいくほどその逆の状態に。

 

そこで、ブッカーズは中段4~5段あたりの6年から8年熟成した樽から、さらに樽を厳選してヴァッティング。樽出し強度のままの瓶詰め(カスクストレングス)が特徴です。

2018年ボトルのアルコール度数は63度

樽出しのままですから、製造年によって度数は62度から64度と一定せず、香味にも微妙な違いがあります。バーボン通の方は再販されるたびに、新たな発見をする楽しみがあるわけですね。2018年ボトルのアルコール度数は63度となっています。

 

また、ブッカーズでは製造工程にもこだわりがあります。通常、バーボンは内側を真っ黒に焦がした樽で熟成させて風味を付けたら、フィルターを通して濾過をします。

 

ブッカーズではこの段階であえて目の粗いフィルーターを使って、本来の風味を逃さないようにしています。販売当初からのこれらの理念は現在、息子さんの7代目マスターディスティラー、フレッド・ノー氏により受け継がれています。

 

休売(終売)からの再販で価格高騰中、定価は?

ブッカーズは数量限定生産のため、休売(終売)になると今回のように再販まで待たなければならず、近年では再販のたびに価格が高騰しています。2017年や旧ラベルボトルになると、さらに高値です。

 

サントリーのお酒&グッズ通販ショップ【イエノバ】の価格では、ブッカーズの価格は昔よりも値上げされて6,480 円(税込)になっているようで、定価はこのあたりでしょうか。

 

「ブッカーズ2018年」は63度・750ml。今日現在、最安値でも送料入れずに7,500円程度のところがAmazonで出てきました。定価近くなのでこの価格なら買いに踏み切る方も多いと思います。

 

テイスティングレビューの評価とおいしい飲み方

一般的な評価は言うまでもなく「バーでおすすめされて気に入って以来飲んでいる」「重厚な香りと飲んだ後に鼻から抜ける香りがいい」「度数は高めですが、味わいはまろやか」「なめらかな飲み口でナッツや樽の香りが強烈」というレビューが並びます。ネガティブな感想は高価格であること。

 

おいしい飲み方としては、加水していないのでロックが向いていますが、「ストレートで飲んで、ビールをチェーサーにする」という飲み方を提案している人もいます。

 

個人的にはちょっと邪道ですが、最初の一杯だけビール割りにします。正確にはビールのアルコールが混ざるとイヤなので、ノンアルコールビール(日本ビールの龍馬)です。濃厚なモルト風味になっておいしいです。

 

上質のバーボンウイスキーで木箱も雰囲気があるので、ギフトに選ぶ方も多いですね。