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イチローズモルトホワイトラベル 値段の相場や費用をかけずに飲める店

イチローズモルトホワイトラベル、値段の相場はどのくらい?

「イチローズモルト&グレーンホワイトラベル700ml(Ichiro's Malt&Grain World Blended Whisky WHITE LABEL)」は埼玉県秩父市の山中にある、ベンチャーウィスキー社・秩父蒸留所(CHICHIBU Distillery)で造られています。

 

秩父蒸留所のウイスキー原酒をキーモルトに、合計9つの蒸留所のモルト原酒と2蒸留所のグレーンウイスキーによるブレンデッドウイスキー。

 

イチローズモルトは秩父の主な酒屋で取り扱っていますが、売り切れが多いため、Amazonや楽天などの通販のほうが確実です。通販価格もようやく落ち着いてきました。

 

46度・700mlで定価(参考価格)は税込3,780円。通販の相場は税込みで3,700円前後が多いですが、タイミングがよければ3,500円を切る販売店も見つかります。

 

chichibu nagatoro 奥秩父山地を源流とする荒川
chichibu nagatoro 奥秩父山地を源流とする荒川

イチローズモルトを費用をかけずに飲める店

イチローズモルトを飲める店では、お酒を扱う秩父の飲食店なら飲めますが、費用をかけずにイチローズモルトだけを味わうなら、西武秩父駅直結の祭の湯のお土産コーナーに入っている「酒匠屋台」の立ち飲みコーナーがおすすめです。

秩父蒸留所の特徴のひとつは樽の貯蔵庫

モルトウイスキーの熟成が行われる貯蔵庫はダンネージスタイル(またはダンネージ式)という貯蔵方法が伝統的と言われます。

 

ダンネージスタイル熟成庫は天井が低く、樽は4段程度まで積み上げます。樽の大きさにもよりますが、それ以上積むと重量が下の樽にかかり過ぎてしまうんですね。

 

秩父蒸留所でもこの伝統的な方法で、樽を木のレールを使って積み重ねています。基本は3段で小樽だけ例外的に4段。とはいえ、樽の移動を人間が行うために人手がかかってしまうのがたいへんなところ。

 

ちなみに、そのほかの方法として、1950から60年代に生まれたラックスタイル(またはラック式)があります。スチールのレールを装備した高いラックに8から12段ほどまで樽を積めます。

 

ラックスタイルは建設費が高くなるデメリットがある反面、スペースを効率的に使えます。しかし、大きな貯蔵庫では地上から高くなるために空気が樽の周りを循環して、樽から多くの蒸発が起こりやすくなることに。

 

そこで入れ替え作業などを行って均一化をはかるわけですが、最近ではビームサントリーのバーボン「ベイカーズ7年」のようにあえて高いところに置いたまま熟成させるプレミアムバーボンも出ていますね。

 

 

Dunnage style アイラ島のダンネージスタイル貯蔵庫
Dunnage style アイラ島のダンネージスタイル貯蔵庫

ベンチャーウイスキーの歴史

 

経営者の肥土伊知郎(あくといちろう)さんはウイスキーファンの多いアメリカで「気鋭のジャパニーズウイスキーメーカー」として注目を集める日本人。

 

秩父蒸溜所は2008年に蒸溜を開始した個人経営の高級モルト専門蒸留所ですが、ルーツは造り酒屋(肥土社長の実家)の「東亜酒造」です。

 

東亜酒造「羽生蒸溜所」は埼玉県羽生市にあり、日本の地ウィスキーの先駆けとして「ゴールデンホース」というブランドを誕生させましたが、2000年に民事再生法の適用を受けました。

 

肥土社長は「羽生蒸溜所」のウイスキー原酒を引き取り、原酒を福島県の「笹の川酒造」で預かってもらい、2004年秩父市で株式会社ベンチャーウイスキーを設立します。

 

 

Rack style こちらはラックスタイル
Rack style こちらはラックスタイル

 肥土社長は技術指導者として「笹の川酒造」に通い、2005年に「笹の川酒造」にあるウイスキーを最初の「イチローズモルト」として発売。

 

翌年の2006年にはこの羽生蒸留所のイチローズモルト「キングオブダイヤモンズ」が、イギリスの世界的な権威あるウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」でプレミアム・ジャパニーズウイスキー部門ゴールドメダル(最高得点)を受賞しました。

 

2007年からは5年連続で、「ワールドウイスキーアワード(WWA)」のジャパニーズ部門で世界最優秀賞を受賞。品質の高さが注目され、世界にイチローズモルトの愛好家が増えています。

 

chichibu bukozan 秩父の武甲山
chichibu bukozan 秩父の武甲山

2008年に蒸溜を開始した秩父蒸溜所は現在でも4~5人ほどのスタッフで運営している小さな蒸留所ですが、テレビ東京の情報番組「Crossroadクロスロード」でもとりあげられて注目を浴びたことから、日本でも品薄状態が続いていました。

 

自然の状態にこだわる秩父蒸留所ではノンチルフィルター(冷却濾過なし)、ノンカラー(無着色)の方針を貫いています。