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富士山麓シグニチャーブレンド 高評価の新生キリン代表作

「キリン富士山麓シグニチャーブレンド(Kirin Whisky Fujisanroku Signature Blend)50度・700ml」はキリンディスティラリー株式会社の富士御殿場蒸溜所で造っているブレンデッドウイスキーです。

 

富士山麓シリーズには定番商品の「富士山麓樽熟原酒50度」がありましたが、その上位版「富士山麓シグニチャーブレンド」はこれまでネット通販では購入できず、富士御殿場蒸留所のファクトリーショップやキリンオンラインショップ「DRINX」だけでの限定販売でした。

 

それが2018年8月21日より、生産体制が整ったということで全国販売に。世界的ウイスキー・アワード「アイコンズ・オブ・ウイスキー(IOW)2017」のレスト・オブ・ワールド部門で「マスターディスティラー/マスターブレンダ―・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、キリンビールのマスターブレンダーである田中城太さんが手がけています。

 

 

「富士山麓シグニチャーブレンド」の特徴は熟成年にこだわるのではなく、原酒ごとに異なる「熟成のピーク」を迎えた原酒を厳選してブレンドしていること。

 

「熟成のピーク」とはマチュレーションピークと呼ばれるもので、それぞれのウイスキー原酒が本来持つ香味的特長と個性が最も良く表れている、円熟期の状態を指します。

 

樽熟成させる前の蒸留液の性状、熟成させる樽の種類、新樽と古樽、温湿度環境によって、熟成のピークに達するタイミングは異なり、原酒がたどる熟成の年月には違いが出てきます。

そこで一般的な熟成年数ではなく、原酒によって異なる熟成度を見極めてブレンドすることで、定番の「富士山麓樽熟原酒50度」よりも樽熟成のフルーティさ、甘さ、香ばしさが際立ち、深い味わいとなっています。

 

ピーティーな原酒も使われているらしく、コーヒーやチョコレートのようなほのかな苦味があり、スパイシーな味わいも楽しめます。

 

ちなみに、「Signature Blend」とは「特徴的なブレンド」とか、「(キリンの)看板ブレンド」「代表的なブレンド」という意味合いで使われているようですね。キリンが本気を出してリリースした姿勢がうかがえます。

 

gotemba 御殿場
gotemba 御殿場

 

「キリン富士山麓シグニチャーブレンド」は50度・700ml、価格は送料を入れたらどこも5,400円前後くらいです。

 

一般的な評価では「熟成の樽の香りのバランスがいい」「(定番とは)熟成感や甘さが全然ちがう」「ストレートが旨い」と高い評価のレビューが並びます。

 

定番のほうは好き嫌いがはっきり分かれますが、上位版のシグニチャーブレンドはまったく別評価となっています。50度をストレートで飲む人がいるということからも、その価値がわかります。