ジョニーウォーカー ワインカスクブレンドの価格と評価
「ジョニーウォーカー ワインカスクブレンド(Johnnie Walker Blenders' Batch Wine Cask Blend)」の評価や価格、飲み方を解説します。
ワインカスクとはワイン樽で熟成させた原酒のことで、このボトルはさまざまな種類のワイン樽で熟成されたモルトとグレーンの原酒がブレンドされているのが特徴です。
箱の解説を見ると「フルーティ」と「ウッディ」に大きな比重が置かれているように、スモーキーさはなく、熟成された赤ワインやブランデーのような香りが特徴で、ウイスキーらしさもしっかりあります。
![Roseisle Distillery ローズアイル蒸溜所](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/scdc847a1e0eae9fc/image/id8793713276698de/version/1530160141/roseisle-distillery-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E8%92%B8%E6%BA%9C%E6%89%80.jpg)
フルーティでブランデー感もあるウイスキー
アルコール度数40度・700mlで、最安値価格1,600円(税込)ほどで購入できます。
一般的な評価は「呑み口が柔らかく、最後に優しい甘さが残る」「スッと入っていくブレンドの妙技に感心」「ブランデーとウイスキーの中間の様な香り」「ジョニ黒の様なバランスの良いスコッチとは異なるがお買得」など、価格面からもコストパフォーマンスの高さをあげるレビューが見られます。
飲み方は香りを楽しむために、できるだけロックかストレートがおすすめです。開けてからあまり置いておくと香りが薄くなるので、早めに飲みきるのがいいでしょうね。
バニラアイスにかけてもおいしそうです。スモーキーでクセがあるのが好きな方には向きませんが、ジョニーウォーカーらしくない個性を試してみたい人にはおもしろいと思います。
食事をしながら楽しめるクラフトシリーズ
ワインカスクブレンドは「ブレンダーズバッチ」と名づけられた、12人のブレンダーが独自の方向性や着眼点で作り上げるクラフトシリーズのひとつ。2020年の創業200周年に向けて、全12種を限定発売していく予定だそうです。
今回の「ワインカスクブレンド」はウイスキーのみならず、フードやワインにも造詣が深い女性ブレンダー、エイミー・ギブソンさんが開発。
ワインのように食事やデザートとのマリアージュ(フランス語で結婚)が楽しめる新しいスコッチというのが狙いです。
![edinburgh-castle キャメロンブリッジのあるローランド地方](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/scdc847a1e0eae9fc/image/ie51ca11635a65d75/version/1530164106/edinburgh-castle-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%9C%B0%E6%96%B9.jpg)
ローズアイル、キャメロンブリッジという巨大蒸留所製の原酒
ワインカスクブレンドは同ブランドを所有するイングランド・ディアジオ社の複数の蒸留所で造られた原酒がブレンドされています。
モルトには同社のハイランド地域にあるローズアイル蒸留所をはじめとする原酒、グレーンにはスコットランド最大のグレーンウイスキー蒸溜所「キャメロンブリッジ」の原酒など。
ローズアイル蒸溜所はモルト蒸溜所で年間生産量1000万リットルという同社最大規模の超巨大複合蒸留所なんですね。自社のモルティング工場(製麦工場)であるローズアイル・モルティングスのとなりに設立されています。
2010年10月11日に正式オープンすると、まるで巨大なショッピングモールのような威容が話題になりました。最新テクノロジーで環境にも配慮した近未来ディスティラリーです。
![cask ワイン樽](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/scdc847a1e0eae9fc/image/i57288590cd954084/version/1530164011/cask-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%A8%BD.jpg)