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「AKAYANE緑茶ジン」自家製芋焼酎ベースに南九州摘みたて茶葉

「AKAYANEアカヤネクラフトスピリッツ緑茶ジン(AKAYANE Green Tea Gin)」は鹿児島県南九州市頴娃町(えいちょう)に蔵を構える、佐多宗二(さたそうじ)商店が「赤屋根製造所」のブランドで造っています。

 

鹿児島県南九州市といえば同社地元の頴娃茶、知覧茶をはじめ、さつまいもの紅はるか、紅さつま、コガネセンガン(黄金千貫)などの一大産地です。

 

コガネセンガンの由来は皮が黄金色で収穫量の多いことからきています。佐多宗二商店は明治41年(1908年)創業で、コガネセンガンを使った晴耕雨讀などの本格芋焼酎を製造している老舗蔵元です。

 

koganesengan 黄金千貫
koganesengan 黄金千貫

 

同社には直接加熱蒸留器と間接加熱蒸留器があります。直接加熱蒸留とはモロミに直接、蒸気を入れて温める方法で、粘性の高い芋焼酎のモロミをスムーズに蒸留するために考えられた蒸留方法です。

 

間接加熱蒸留とは世界で造られる蒸留酒の一般的な蒸留方法で、モロミに直接、蒸気を入れずに周りから温める方法です。

 

ちなみに、イタリアを代表する蒸留酒「グラッパ(粕取りブランデー)と同じ蒸留器だそうです。

 

グラッパのくわしい解説はこちら>>>「ボッテガ バクール ドライジン」

同社には直接加熱蒸留器がNo.1からNo.5(すべて日本製)、間接加熱蒸留器がNo.1からNo.5(すべて日本製)、No.6(イタリア製)、No.7(イタリア製)、No.8(ドイツ製)、No.9(不明)など9つの蒸留器が稼働しています。

 

焼酎造りにおける蒸留への強いこだわりから、蒸留時間や釜の性能により同じモロミからバリエーションのある酒質を生み出しています。

 

ちなみに、「THE COMPLETE BOX」という商品があります。これは同じ日に仕込みをしたモロミを、同じ日に8機別々の蒸留器で蒸留したもので、蒸留器ごとの酒質のちがいを実感できるようになっています。

 

 

そんな佐多宗二商店が2006年に新設したのが、小さな赤い屋根の蔵「AKAYANE」です。

 

 

「赤屋根製造所」ではスピリッツ用、グラッパ用、コニャック用スチル4基が稼働しています。クラフトジンのシリーズもここで造られます。

 

「AKAYANEアカヤネクラフトスピリッツ緑茶ジン(AKAYANE Green Tea Gin)」の特徴のひとつは、ベーススピリッツにこだわりの酒質を活かした自家製の芋焼酎を使用している点です。

 

南九州の開聞岳(かいもんだけ)とお茶畑
南九州の開聞岳(かいもんだけ)とお茶畑

 

もうひとつの特徴はボタニカルが厳選されていることです。クラフトジンではボタニカルに十数種類使うことは珍しくないですね。

 

しかし、「AKAYANE緑茶ジン」では基本となるジュニパーベリーのほかにはあえて素材を極力しぼった緑茶のみのレシピ。

 

南九州の名産でもある摘みたての緑茶を使い、落ち着いた香りがジュニパーベリーと溶け合い、さつま芋の甘味と重なります。

 

 

 

ストレートやロックのほか、1対1の比率でのミルク割りもおすすめということなので、カクテルも楽しめますね。