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「ボッテガ バクール ドライジン」イタリアボタニカルを華やかに

「ボッテガ バクール・ドライジン(Bottega Bacur Dry Gin)」はイタリア・ボッテガ(BOTTEGA)社が、地元イタリアの素材を使って造り上げたスモールバッチのクラフトジンです。

 

ボッテガ社はヴェネツィアから北に約45キロのコネリアーノ郊外にあります。イタリアを代表する蒸留酒「グラッパ(grappa)」やイタリアワインの製造元として知られています。

 

グラッパはイタリア特産のイタリア版ブランデーと呼ばれる蒸留酒。社長のサンドロ・ボッテガ氏は、グラッパ職人だったお父さんの遺志を継いで1986年に19歳でボッテガ社を創立しました。

 

 

一般的なブランデーはワインを蒸留して作る蒸留酒ですが、グラッパはワインを作ったあとのブドウの搾りかす(ポマース)を蒸留してつくられます。

 

ブランデーと違って樽熟成させないことが多いので無色透明ですが、ブドウの香りをほどよく残すブランデーで、アルコール度数は30度から60度あります。

 

 

細長い瓶に詰められていることが多く、イタリアでは食後酒としてよく飲まれています。ちなみに、EUの法律「原産地名称保護制度」でグラッパと呼べるものはイタリアで作られたものだけと決められています。

 

 

 

そのため、フランスではマール(オード ヴィー ド マール)、英語では搾りかすの意味から『pomace brandy ポマースブランデー』と呼ばれたりします。

 

「ボッテガ バクール ドライジン」はブロンズカラーのメッキボトルですが、ボッテガ社は洗練された味わいとともに、華やかなデザインボトルの美しいパッケージで市場に変化をもたらした革命児として知られています。

 

 

見た目が華やかというだけでなく、品質保持効果もあるメッキボトルはボッテガ社が世界で初めて販売しています。

 

 

Dolomiti イタリアンアルプス・ドロミテ山岳地帯
Dolomiti イタリアンアルプス・ドロミテ山岳地帯

 

グラッパを造った後に残ったかすは、さらに再利用されて、種、食用オイル、肥料、燃料として利用されるという、環境にもやさしい使われかたがされています。

 

 

「ボッテガ バクール ドライジン(Bottega Bacur Dry Gin)」の特徴は、イタリアンアルプスのジュニパーベリー(ネズの実)、地中海のセージ、シチリアのレモンピールといった豊かな地元のボタニカルが使われている点です。

 

これらをじっくりと浸漬したのち、伝統に従った銅製のポットスチルで丁寧に単式蒸留されます。

 

 

sage セージ
sage セージ

 

 

ジンの名前にもなっている「バクール(Bacur)」とは先史ギリシャ語で「銅」を意味するそうです。ラテン語ではワイングラスなので、葡萄にからめた意味もあるのかもと個人的に推測しています。

 

ウッディなジュニパーベリーの香りに柑橘系の爽やかな香りに、セージのスパイシーな香りが調和して、華やかで深い味わいになっています。

 

 

少量生産の証であるシリアルナンバーがすべてのボトルに入っています。飲んだあともインテリアで楽しめますね。