· 

「シンケンヘーガー」ハムと合わせるドイツのシュタインヘーガー

「シンケンヘーガー(Schinkenhager)」はドイツ北部ヴェストファーレン州のエムス川沿いのハーゼルンネ(Haselunne)にある、1860年創業の名門ハイト(Heydt)社が造っています。

 

ハインリッヒ・ハイト氏によって設立された同社は、シュタインへーガーの伝統的な技術の継承だけでなく、ウォッカベースでミントの清涼感あふれる現代的リキュール「クールパワー」なども製造しています。

 

ハーゼリュンネはシュタインヘーガー誕生の地、シュタインハーゲンからは北へ約130kmに位置します。

 

Diemel ヴェストファーレン州のディーメル川
Diemel ヴェストファーレン州のディーメル川

 

この地方で一番古い町で約800年の歴史を持ち、平坦な景色の中にこじんまりと赤レンガ造りの小さな町がまとまっています。

 

「シンケンヘーガー(Schinkenhager)」もシュタインへーガーの伝統製法である、生のジュニパーベリーを発酵して作られています。

 

名称のシンケン(Schinken)はドイツ語で「ハム」を意味します。ドイツではジンのつまみにハムがよく食べられることに由来しています。

「ハムに合うシュタインへーガー」をコンセプトに作られているだけに、日本のBARでもスモーク系の生ハムのおつまみとセットでおすすめするところが多いですね。

 

陶器製のボトルのラベルにはシンケンヘーガーのボトル、ハム、黒パンの絵が描かれていて、よく見ればそのボトルの絵のラベルにもボトル、ハム、黒パンの絵が二重に描かれているという凝ったデザインになっています。

 

一度蒸留させてから、再びアルコールを加えて再溜させているため、ロンドン・ジンよりもマイルドな味わいです。

 

 

ちなみに、日本語にすると「鉄と鋼」という強そうな名前のカクテルがカクテルがあります。ドイツ語読みではアイゼン・ウント・シュタール(Eisen und Stahl)。

 

使うのはシンケンヘーガーとウンダーベルク(Underberg)。ウンダーベルクとは43ヵ国から集めたハーブ類を使用しているドイツ発祥の混成酒(薬味酒)で、20ml入りの小瓶に入れられて販売されています。

 

作り方としてはあらかじめしっかりと冷凍庫で冷やしたシンケンヘーガーをグラスに注いで、ウンダーベルクを注いでステアするだけです。

ドイツでスタンダードな飲み方はウンダーベルクをフロートさせる(静かに注ぎ入れて、比重を利用して浮かべる)飲み方だそうです。

 

日本ではサントリーが輸入・販売しています。Amazonの商品紹介のなかにフロートしたきれいな黄色の画像が掲載されています。