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「シュリヒテシュタインヘーガー」マイルドなドイツ伝統銘柄のジン

「シュリヒテシュタインヘーガー(Schichte Steinhager)」は、ドイツでも最も有名なジンブランドのひとつであるシュリヒテ社が製造しています。

 

シュリヒテ社はドイツ独特のジンスピリッツ「シュタインヘーガー」を世に送り出したメーカーです。西ドイツのヴェストファーレン地方のシュタインハーゲン村で造られているのでその名がつけられています。

 

シュタインヘーガーのくわしい解説はこちら>>>「Steinhager シュタインヘーガー歴史と特徴」

 

Rhein ドイツ国内を流れるライン川
Rhein ドイツ国内を流れるライン川

 

シュタインハーゲンは町域の北西から南東に向かって伸びるトイトブルクの森に位置しています。トイトブルクの森には、エムス川 (約 371 km)、リッペ川(約 220 km)、ハーゼ川(約 170 km) が流れ、多くの小川や渓流が湧出しています。

 

シュタインハーゲン歴史博物館には、かつてのシュリヒテ蒸留所内にジンを製造するために用いられた古い蒸留器具や道具が展示されています。

 

ほかにも古い写真、文書、衣類、歴史的な文房具倉庫や薬局、町の発展に関する資料を見学できます。歴史博物館の屋根にはこの町を象徴するシュタインヘーガーの瓶が載っています。

シュリヒテ社のシュタインヘイガーはイタリア共和国中部に位置するトスカーナ(Toscana)産のジュニパーベリーが使われています。

 

トスカーナ州は文化遺産や自然景観に恵まれ、多くの観光客が訪れる地でもありますが、主要な産業は農業でワイン、オリーブ、小麦などが生産されています。

 

昔からジンの原料にはおもにイタリアのウンブリア州やトスカーナ州にあるジュニパーベリーが使われてきました。

 

Toscana トスカーナ地方
Toscana トスカーナ地方

 

これらは貿易船によってヨーロッパの国々に運ばれ、徐々に広がっていきました。現代ではジュニパーの木は世界中で植生されています。

 

ジンの要でもあるジュニパーベリーは、現代ではウンブリアやトスカーナ産だけでなく、ハンガリー、マケドニア、コソボ、フランス、イタリア、カナダ、クロアチア、オーストリア、インドと幅広い産地があります。

 

それでも、伝統のトスカーナ産にこだわる伝統がずっと守られているんですね。原料選びだけでなく、シュリヒテ社では1776年に完成したレシピを今でも忠実に守って造られているそうです。

 

Oktoberfest ドイツ・ミュンヘンで開かれる祭り「オクトーバーフェスト」
Oktoberfest ドイツ・ミュンヘンで開かれる祭り「オクトーバーフェスト」

 

本場の飲み方はストレートやロックですが、マティーニ、ジントニック、ジンライム、ジンフィズ、ギムレット、シンガポールスリングなどのカクテルの材料にも使われます。