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1000円スコッチウイスキーおすすめランキング

1000円スコッチウイスキーおすすめ・おいしいランキング

近所のスーパーにない1000円ウイスキー(スコッチのブレンデッド)が数本見つかったので、テイスティングしてランキングにしてみました。

 

今回選んだ5本のウイスキーの銘柄はすべてアルコール度数40度・700ml。通販の最安値価格ではそろって1,000円ほど。酒屋だと数百円高くなりますが、それでも1,500円以内のブランドを選んでいます

 

前回もそうでしたが、微細な風味を分析せず、なるべく初心者の方に伝わりやすい内容にしています。ちなみに、前回がこちらです。

今回も生活感を出したくないので、ボトルやグラスの写真などは載せていませんが、ちゃんと飲んでます(笑)。

 

Inverness スコットランドのインヴァネス
Inverness スコットランドのインヴァネス

1位「グランツファミリーリザーブ」低価格でも芳醇な味わい

「グランツファミリーリザーブ(Grant's Family Reserve)」」

ウイリアム・グラント&サンズ社

 

ストレート&ロック

開栓後、強く吸い込んでみてもツンとこない。ストレートではあとから舌にピリピリ感がやってくるが、刺激は弱め。

 

スペイサイド系の風味でスモーキーさはない。ストレートを飲んだあとにグラスの香りを吸いこむと、とても芳醇。「グレンフィディック」がうっすらと陽炎のように頭をかすめる。そこ狙ってるな、という印象。

ハイボール

多くの方がハイボールに愛用しているが、あまり薄いとフルーティーな風味が消えてほかのブレンデッドウイスキーと変わらなくなってしまう。濃い目がいいかも。

 

おいしい飲み方はやはり、ストレートかロックか。1000円ウイスキーでもちゃんと一流のプライドを感じる風味。似た味に「デュワーズホワイトラベル」をあげる人もいるが、こちらはデュワーズほどキレはなく、甘くまろやかに寄せている。

2位 「ベル オリジナル」職人魂を感じるレシピ

「ベル オリジナル(Bell's)」アーサー・ベル&サンズ社

 

ストレート&ロック

開栓するとスーッと頭に抜けるような上品な香り。ずっと吸い込んでいられる。口にするとツンとくるが、ピリピリ感はない。

 

あとから甘みとスモーキーな苦味がやさしく舌に残る。しみじみ、大人のウイスキー。

 

個人的には「ティーチャーズ ハイランドクリーム」はスモーキーすぎると感じるが、こちらはもっと弱めで甘みは上品。ティーチャーズの上位版のような印象。

ハイボール

控えめだったスモーキーさが引き立ってきた。割ってもちゃんと上品な甘みが残っているので、飲み口もなかなか心地いい。

 

スモーキーさも適度にありながら、フルーティ感も甘みも主張しすぎず、飲みやすい。ボトルのラベルで襟を正しているベル氏が「この酒はどうだい?」と語りかけてくるような気がする。

 

造る職人の体温が伝わってくる逸品。ウイスキー通の方も認めるだけの逸品。人によっては1位に選ぶはず。

3位「ロングジョン」メープルの甘さにとろけたいときに

「ロングジョン(Long John)」ペルノ・リカール

 

ストレート&ロック

開栓するとハチミツのような甘い香り。ラベルには「スペイサイドモルトを中心に30種類をブレンド」と書いてある。なるほど。

 

ストレートで口に含むとピリッとくるが、刺激は強くはない。後味はかなり甘い。フェイマスグラウスのシェリー感よりも、どちらかといえばメープルのような甘さ。

 

ティーチャーズよりは上品な甘みでクセになりそう。欲を言えばもうちょっと深みのある甘さなら満点なのにと思ってしまうのは高望みか。ロックでは氷が溶けすぎないうちに。

 

ハイボール

ハイボールにするとストレートのときの味わいが消えて、シンプルなウイスキーになる。フェイマスグラウスのようにロックかストレートがおすすめ。

4位「ハイランドバード」鷹の眼光のごとく、辛い男の味

「ハイランドバード(Highland Bird)」クオリティ・スピリッツ・インターナショナル社

 

ストレート&ロック

開栓すると甘いシェリーの香り。ストレートでは最初に甘みがきて、あとからピリリと辛味。飲んだ瞬間にハイボール向きと感じる。

 

飲み進めると、甘みの印象は消えてひたすら辛口を感じる。「デュワーズホワイトラベル」に近いが、こちらのほうが微妙にフルーティで重い。

 

ハイランドの鷹なのか、ラベルの鳥が眼光鋭い。まさにそのイメージで男性的な風味。

 

ハイボール

夏向きのお酒か。塩気のあるつまみで飲むと、後味にウイスキーの甘みが引き立つ。総じて度数よりもきつい印象なので、グイグイ飲めない。ウイスキー初心者にはこの辛味がちょっとつらいかも。

 

ラベには「蒸留・ブレンド・ボトリングもすべてスコットランド」とある。クオリティ・スピリッツ・インターナショナル社は上で1位にあげたウイリアム・グランツ社の完全子会社だとか。

 

とはいえ、グランツのカラーはこのボトルにはほとんど反映されていない様子。

5位「ジョニーウォーカー赤ラベル」初心者は辛いかも

「ジョニーウォーカー赤ラベル」ジョニーウォーカー社(MHDモエヘネシーディアジオ)

 

ストレート&ロック

香りは繊細で弱めだが、口にするとガツンと辛くてきつい風味が飛び込んでくる。度数以上にアルコール感は強め。

 

複雑さが背後にあるのは感じるが、深みはあまり感じない。独特な余韻が最後に残る。これが好きな人が赤ラベルのファンになるのかも。

 

ハイボール

ハイボールでは複雑さが消えてしまうが、こってりした料理では油っこさを一掃してくれる。

 

でも、人によっては飲み進めるには飽きてしまいがちで、辛いかも。ウイスキー独特の辛さやガツン感が苦手な人、初心者向ならこの上位クラスからがおすすめ。

 

今回は上品な甘みのある銘柄やバランスのとれた銘柄を上位にしました。あくまで私見であり、個人的な好みも違いますから、目安にしていただけたら幸いです。