山崎 焙煎樽熟成梅酒 評価の違いは後熟グレーンウイスキーの隠し味

「サントリー山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒(Suntory Plum liqueur matured in the toasted cask)17度・750ml」はサントリーが製造・販売している梅酒です。

 

以前の記事で名前のよく似ている「サントリー山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽仕込梅酒(14度・660ml)」を紹介しましたが、その違いから解説します。

 

前者の「焙煎樽仕込梅酒」はウイスキーの貯蔵に使用していた山崎蒸溜所の古樽を焙煎、熟成させたというシンプルな製造法の梅酒。

 

Plum blossom 梅の花
Plum blossom 梅の花

 

それにたいして、今回紹介する「焙煎樽熟成梅酒」のほうは前者の上位版で、度数も容量も多め、価格も約倍以上です。違いは前者と同じく古樽を焙煎、熟成させた梅酒ですが、隠し味としてウイスキーを追加していることです。

 

ウイスキーを追加してしまったら梅酒の風味が損なわれるような印象がありますが、そのウイスキーというのがひと工夫されています。

 

梅酒を熟成させた樽で後熟させたグレーンウイスキーなんですね。これによって味に厚みをつけて、「よくある梅酒」とは違った梅酒となっています。とくに甘みを抑えているのが特徴です。

ちなみに、焙煎樽はウイスキーの「ホッグスヘッド」の古樽を使っていて、内側を30分ほどじっくり時間をかけて焙煎(トースト)したものです。

 

ホッグスヘッドとは最大径約72cm、長さ約82cm、容量約230Lサイズの貯蔵樽のこと。ホグ(HOG)とは豚の意味で、この樽が豚1頭の重さと同じところから、名前がついたとされています。

 

「サントリー山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒」の度数は17度で750ml。価格(送料入れず)は3,000円前後。

 

一般的な評価は「甘みが少なく、梅由来の苦みも少しあっておいしい」「ストレートでゆっくり飲む」「樽の香りがほのかにする」「深みのある味わいの梅酒」と高評価のレビューが並びます。

 

 

いっぽうで、「よくある梅酒風味」が好きな方にとっては、ウイスキーの風味がちょっと邪魔に感じられる場合もあるようです。広告にもありますが、大人の梅酒として判断するのがいいようですね。

 

飲み方は樽の香りも楽しめるロックやストレートなどのシンプルな飲み方がおすすめですが、ちょっときついと感じる方は濃さを調整してハイボールにしましょう。

 

オリジナルグラスセットやすっきりしたボトルデザインに惹かれる方が多いのもこのボトルならでは。プレゼント用にもおしゃれだと思います。