オールドプルトニーハダート・15年・18年と終売17年・21年とは

オールドプルトニーハダート・15年・18年が17年・21年終売で登場

スコットランド・ハイランドのプルトニー蒸留所が造っている「オールドプルトニー(Old Pulteney)」は「17年」「21年」が銘酒として人気があります。

 

しかし、17年・21年は原酒不足から2017年に終売。2018年から登場したのが3種類のシングルモルト「オールドプルトニーハダート」「15年」「18年」です。

 

今回はそれぞれの特徴を解説しましょう。ちなみに、ほかの記事でも紹介している「12年」はラベルデザインの変更のみで継続販売中。

 

また、2017年に販売されたハイエンド商品「25年」は、今後も数量限定商品として販売されるようです。

プルトニー蒸留所の樽画像
photo credit: cupoftea93 Galloway Dark Skies via photopin (license)

オールドプルトニーハダートの特徴・定価と最安値

「オールドプルトニーハダート(Old Pulteney Huddart)」は700mlでアルコール度数はほかと同じく46度と高めの設定です。

 

今日現在の最安値は6,600円ほどになります。定価の目安となる、日本販売元であるサントリーの希望小売価格が税込7,700円なので、定価よりも安く購入できる銘柄ですね。

 

こちらは年数表示なしのノンエイジタイプです。

 

特徴はセカンドフィルアメリカンオークバーボン樽で熟成した後、ピーティータイプのウィスキーをフィニッシュさせるのに使ったバーボンカスクで後熟していること。

実は以前にプルトニー蒸留所では「1989オールドプルトニーリミテッドリリース」という限定エディションが発売されています

 

これは同蒸留所に貯蔵されていたピートのきいた樽で熟成されたシングルモルトとして注目を集めたんですね。

ほどよくピートがきいているハダート

今回の「ハダート」は最初のバーボン樽による熟成まではプルトニー蒸留所の樽を使い、最後のフィニッシュにはプルトニー蒸留所ではなくノックデュー蒸溜所のヘビリーピーテッドウイスキーを貯蔵した樽を使っています。

 

オールドプルトニーの原酒はスモーキータイプでもよく合うと評判ですが、原料の段階からのピーテッド仕込みではないので、ガツンと強烈な個性の主張はありません。

 

ちなみに、ハダートの由来はプルトニー蒸溜所の所在地であるハダート通りから取った名称なのだとか。

 

地名はプルトニーの町と港を建設したジョセフ・ハダート船長(英国漁業協会の水路測量技師としても活躍)からとられています。

 

スコットランドのウイスキーはレジェンドと言われる人がボトル名になっていることがたびたびあり、歴史を紐解く楽しみもありますね。

 

蒸留所限定ボトルの画像
photo credit: Billy's Booze Blog Old Pulteney Distillery Only via photopin (license)

オールドプルトニー15年の特徴・定価と最安値

「オールドプルトニー15年(Old Pulteney Aged 15 Years)」は700mlでアルコール度数は46度。今日現在の最安値は12,200円ほど。

 

定価の目安となるサントリーの希望小売価格が税込14,300円なので、こちらも定価より安いですが品薄になっています。

 

15年はセカンドフィルアメリカンオークのバーボン樽で熟成後、ファーストフィルスパニッシュオークのオロロソ樽にてさらに熟成させています。

 

完熟リンゴや花のような風味と蜂蜜の甘さ、潮気、かすかなピート感のバランスに重点が置かれています。

オールドプルトニー18年の特徴・定価と最安値

「オールドプルトニー18年(Old Pulteney Aged 18 Years)」は700mlでアルコール度数は46度。今日現在の最安値はAmazonで15,000円ほど。

 

残りの販売店は17,000円ほどなので、近いうちに価格は高値に推移するでしょう。

 

定価の目安となるサントリーの希望小売価格が税込19,800円なので、まだ定価より安く買えますがこちらも品薄です。

18年は15年と同じ樽構成で18年以上の熟成年数を経たものですが、15年よりもスパニッシュオークの影響を強めていて、違った味わいに設計されているんですね。

 

ちなみに、プルトニー蒸溜所の貯蔵庫には1968年に樽詰めした最古の樽が2本あり、「プルトニー50年」の発売も計画中との話がかつてありました。

 

熟成中に水分・アルコール分が蒸発して目減りしてしまう「天使の分け前」は毎年2~3%ずつといわれます。

 

理論上では50年で樽は空っぽになりそう(笑)ですが、奇跡のお酒を飲む機会があればいいなと夢見たりしている今日この頃です。