ミッケラーボタニカルジン・ビールのホップが主張するベーススピリッツ

ミッケラーボタニカルジン・デンマークのブルワーのジン

「ミッケラーボタニカルジン(Mikkeller Botanical Gin)」はデンマークのコペンハーゲンに本拠地を置くファントムブルワー(幻影醸造師)、ミッケラー社が手掛けるクラフトジンです。

 

ミッケラー社は2006年、デンマークのコペンハーゲンにミッケル・ボルグ氏とクリスチャン・ケラー氏によって設立されました。

 

ファントムブルワーとは自らの醸造所を持たずにビール造りを行なうスタイル。自国デンマーク、ノルウェー、スコットランド、アメリカなどの個性的なマイクロブルワリーの特徴を活かした設備を使用してオリジナルビールを醸造しています。

 

Copenhagen コペンハーゲン
Copenhagen コペンハーゲン

 

また、他社とのコラボレーションでさまざまなスタイルのビールづくりに挑戦。自由で独創的なレシピから、年間約200種類ものビールを開発しています。

 

現在では世界のビールマニアを魅了する実力で、わずか十数年で世界のトップブリュワーと評価されるまでに成長しました。

 

スペインの三ツ星レストラン「エル・セジェール・デ・カン・ロカ(El Celler de Can Roca) 」、世界最高峰のレストランことデンマークの「ノーマ(noma)」、スカンジナビア航空のビジネスクラスなどがオリジナルビールの製造を依頼しています。

1000IBUでも話題に

なかでも話題になったのが「1000IBU」というビール。IBUとは国際苦味単位であるInternational Bitterness Unitsの頭文字で、ホップの重量や煮沸時間などから計算したり、ビール中の成分を直接測定したりして導き出される数値なんですね。

 

商品名はそのものずばり、「IBUの数値が1000のビール」というわけですが、大手ビールメーカーのIBUがおよそ15から29と言われているので、とてつもない苦さなわけです。

 

限定品のために終売となっていますが、再販されたら私もぜひ飲んでみたいところです。

 

hop ホップ
hop ホップ

特徴はビールのホップが主張するベーススピリッツ

そんなミッケラー社が最初に造ったジンが「ミッケラーボタニカルジン(イラストラベル)」。シリーズは2種類で、スタンダードと「ネイビーボタニカルジン(Mikkeller Navy Botanical Gin)」があります。

 

ネイビーのほうはスタンダードと同じ原酒が、アルコール度数100UKプルーフ(57度)のネイビーストレングスでボトリングされています。

 

「ミッケラーボタニカルジン」の大きな特徴は、ブルワーらしくホップ「シムコー(Simcoe)」ベースのハイクオリティなエールをベーススピリッツに使っていること。

シムコーは苦味のホップとして人気があり、オレンジやグレープフルーツ、パイン(松)、ハーブなどを思わせる良質な香りも備えています。

 

そのほかに使われているボタニカルはジュニパーベリー、レモングラス、カルダモンなどで、これらは浸漬、蒸溜を経て柔らかな口当たりになっています。

ボタニカルジンとネイビーストレングスの価格

ミッケラーボタニカルジンはイラストラベルが緑色のほうで、アルコール度数44度・700ml、最安値(税込)は5,500円ほど。ネイビーボタニカルジンは57度・500ml、最安値(税込)も5,500円ほど。

 

価格は同じくらいなので、長持ちするネイビーストレングスのほうがお得ですね。

 

ビールマニアを魅了するシムコーホップ由来の心地よいフレーバーと、ジュニパーベリーを中心とした王道原料の融合が楽しめるクラフトジンです。