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コーヴァルドライジン、バレルドジンの違い・ボタニカル・特徴と評価は

コーヴァルドライジン・ボタニカルはすべてオーガニック

「コーヴァルドライジン(Koval Dry Gin)」にはスタンダードとバレルドジンがあります。ボタニカルや両者の違い、価格や評価、人気のギフトパックについて解説します。

 

コーヴァルジンはシカゴにある「コーヴァル蒸留所」が造っているアメリカ産のクラフトジン。

 

ボタニカルはジュニパーベリーとアンジェリカルート、コリアンダー、オレンジピールなどの王道の素材にローズヒップなどのフローラルなハーブがバランスよくまとめられていて、香り高く上品な苦みが楽しめます。

 

Rose hip ローズヒップ
Rose hip ローズヒップ

ボタニカル、仕込みに使用する酵素・酵母、またバレルドジンの熟成に用いる樽(後述)までもオーガニック認定を受けているという徹底ぶり。

 

さらに、「コーシャ(Kosher)」認定も受けています。コーシャとはユダヤ教で定められた食品の安全規定で世界で最も厳しい言われるもので、認定されるとその食品はマークで保証されます。

バレルドジンの違いはウイスキー樽熟成

コーヴァルジンとバレルドジンの大きな違いは樽熟成にあります。バレルドジンはウイスキー熟成で使用したアメリカンホワイトオーク樽で約6ヶ月以上熟成させて樽の香りをプラスしているんですね。

 

そのため、ジンの色はゴールドで、ドライジンにウイスキーの丸み、甘みが加わった風味となっています。

最先端の高度なハイブリッドスチル

コーヴァル蒸留所は2008年、約80年ぶりにシカゴに建てられた蒸留所。「禁酒法時代以来初の蒸留所」と話題になりました。

 

蒸留には伝統的な手法であるポットスチルを基本とした、高さ7メートルの9層あるコラムコラムスチル(連続式蒸留機)を2本を備えたハイブリッドスチルです。

 

さらに、全工程を蒸留器と電子機器(iPadなど)で連動させる最新システムで制御。一度に5000リットルの蒸留が可能なシステムとはいえ、非常に高度な操作管理の技術が必要になるとか。

 

アメリカのみならずドイツでも国際的な賞を数多く獲得。「世界のクラフト蒸留所トップ10の1つ」にも選ばれています。

価格の違いとギフトパック、レビューの評価は?

コーヴァルドライジン、バレルドジンともにアルコール度数47度・500mlで、最安値(税込)は3,900円と4,600円ほど。人気のギフトパックは200mlで2本がセットになっていて在庫は少なく、5,700円くらいです。

コーヴァルジン

通販販売店の

最安値価格(税込)

 ドライジン

(47度・500ml)

3,900円ほど

バレルドジン

(47度・500ml)

4,600円ほど

 ギフトパック2本セット

(47度・200ml)

5,700円ほど

タイミングによっては単品が最安値価格で「バルーングラス付き」も見つかります。こういうときこそ、おまけをもらっておこうと意気込んでしまうのは、私だけでしょうか(笑)。

 

一般的な評価から支持するレビューでは「香りがすごい。酒が飲めない人にボトルから匂いをかがせても気に入ってしまうほど」「癖があっておもしろいジン」など風味への高評価もありますが、デザインに関する評価が高いのもこの銘柄ならでは。

 

オレンジの画像

「おしゃれなので衝動買い」「ボトルがかわいい」というレビューが多数です。アーガイルチェックのラベルで、500mlの小瓶仕様なのでスリリッツのごつい印象がなく、スタイリッシュなんですね。

 

いっぽうで、ボトルのイメージが先行してしまうと、人によっては「予想と違う味」ということにもなるようです。

おいしい飲み方は香りが飛ばないように

コーヴァルドライジン、バレルドジンは繊細な香りなので、強い個性のある割材を使ったり、薄めすぎたりしてはももったいないですね。

 

ストレートかロックできついようなら、トワイスアップ(氷なしで1対1の水割り)、濃いめのハイボールあたりでしょうか。

 

トニックウォーターで割るとケンカしてしてしまうというレビューもありましたが、たしかに繊細なジンは飲み方のアレンジをシンプルにしたいところです。