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甲州韮崎オリジナル4lペット 「酔うために呑むウイスキー」の評価は

甲州韮崎オリジナル4lペットボトル、大容量ウイスキーの王者に価格で対抗

「甲州韮崎オリジナル4lペットボトル(koshunirasaki Original)」は山梨県甲州市の株式会社サン.フーズが製造、兵庫県神戸市中央区に本社を置く、富永貿易株式会社が販売しています。

 

サン.フーズは2014年にウイスキー製造免許を取得したばかりですが、以前からみりん、ワイン、焼酎などの製造で知られる会社。富永貿易はこのサイトでも紹介している「神戸居留地」というトニックウォーターでも認知度の高い会社です。

 

「甲州韮崎オリジナル4lペットボトル」のアルコール度数は37度で、送料入れずに最安値なら3,000円前後。これは以前に紹介した4リットルウイスキーの「キングウイスキー凛セレクト」宝酒造と双璧を成す安い価格。

 

koshu katsunuma 甲州市勝沼
koshu katsunuma 甲州市勝沼

 

4L大容量ウイスキーの王者といえば「ブラックニッカクリア4000ml」ですが、同じ度数で3,500円前後と、微妙な数百円の価格差で両者が追いかけているという状況です。

 

原材料のスピリッツとはなにか?

この低価格を実現している秘密は原材料。甲州韮崎オリジナルの原材料を見ると、「モルト、グレーン、スピリッツ」となっています。

 

スピリッツとは「穀類以外のものを原材料とするアルコール」の意味で、具体的にはジャガイモなどのイモ類を原料にしたアルコールです。

 

イオンのTOPVALUブランドのウィスキーに入っています。ちなみに、キングウイスキー凛セレクトには「ブレンド用アルコール」が入っています。

 

ブレンド用アルコールとは>>>「キングウイスキー凛セレクト4000ml」

サン.フーズは現在「御勅使(みだい)」や「富士山」も製造していて、富士山はジャパニーズウイスキーを名乗っていますが、「自社で蒸留した原酒に海外から輸入した原酒を加えて、ブレンドしている」ことを名言しています(東洋経済オンライン2018年03月26日の記事より)。

 

輸入原酒を使っていてジャパニーズウイスキーを名乗っているメーカーはほかにもあり、それはどうなの?という指摘はあります(本サイトでもひとまずジャパニーズウイスキーの区分に入れています)。

 

この甲州韮崎オリジナルに関しては「青峰八ヶ岳の深き森に育まれし清澄なる水とともに丁寧にじっくりと熟成。厳選した原酒をじっくりと熟成、ブレンド」とあり、輸入原酒に関する説明はとくにないようです。

 

日本のウイスキーの定義とは

日本の酒税法におけるウイスキーの定義は他国と比べるとかなり緩いので、ウイスキーと名乗っても問題はないんですね。

 

日本のウイスキーの定義

・発芽させた穀類、水を原料として糖化させて発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの

・蒸留の留出時のアルコール分が95度未満であること

・上記の酒類にアルコール、スピリッツ、香辛料、色素または水を加えたもの

・原酒混和率が10%を超えること

 

とはいえ、世界基準で造られているウイスキーもあります。富永貿易販売の甲州韮崎ブランドでも、世界基準のウイスキーがあります。甲州韮崎にはオリジナル・ゴールド・ピュアモルトの3種類があり、ピュアモルトはモルトのみ、ゴールドがモルトとグレーンのブレンド、オリジナルだけにスピリッツが加わっています。

 

Takeda shingen 甲州といえば武田信玄公
Takeda shingen 甲州といえば武田信玄公

レビューの評価は「細かいことにこだわらない人向け、ハイボール限定」

「甲州韮崎オリジナル4lペットボトル」の評価は、レビューにもありますが「ダメ派」と「まあまあ派」に分かれます。支持する評価では「価格が価格なので多少のアルコール臭さは想定内」「安ウィスキーだが、意外にアルコールも鼻につかず悪くない」「酔うために呑むウイスキーとしては言うこと無し」「最初のビール以外は味にこだわらない」などの感想が。

 

そのほかに、「ストレートやロックでは飲まない方が良い」「味にこだわる人はお控えください」という親切なアドバイスも(笑)。反対にネガティブな評価には「頭が痛い。私には合わなかったようです」との口コミもあります。

 

Amazonに寄せられたある方のレビューでは、ディスペンサーで1杯につき30mlの計算で約22円。市販の炭酸水が500ml80円として200mlのハイボールを作れば、1杯50円程度となるという計算までされています。細かいことにこだわらず、ハイボール限定なら許容範囲内という、豪胆な愛飲者の方々。700ml瓶、2700mlもあります。