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ジェムソン カスクメイツ・ブラックバレルなどの種類・特徴のまとめ

「ジェムソンアイリッシュウイスキー」はアイルランドのコーク郊外にあるミドルトン蒸留所が造っているブレンデッドウイスキーです。今回は代表銘柄を順に解説します。

 

「ジェムソンスタンダード(Jameson)」

主原料は大麦と水とトウモロコシのみ。大麦の乾燥にピートを使わず、3回蒸留(アイリッシュウイスキーの法定義では2回も可)によって造られます。アイルランド島内で最低 3 年間の熟成で香り高く、なめらかな味わいに。価格は1,500円前後。

 

次に「カスクメイツシリーズ」。3回蒸留による原酒づくりはスタンダードと同じです。違いは樽の種類。クラフトビールを醸造しているマイクロブルワリーとコラボして、ビール熟成樽を後熟に使っているため、ほのかにホップのフレーバーが加わり、複雑な味わいに。いずれも40度・700ml。

 

 

「カスクメイツ(Jameson Caskmates)」

ミドルトン蒸留所があるコークで人気のクラフトビールのマイクロブルワリー「Franciscan Well(フランシスカン・ウェル)」とコラボ。価格は2,200円前後。

 

「カスクメイツ 東京エディション(Jameson Caskmates Tokyo Edition)」

日本限定版。東京のクラフトビールブルワリー「DevilCraft」とのコラボ。価格は6,700円前後。

 

カスクメイツについては別記事でくわしく解説しています>>>「ジェムソンカスクメイツ」

続いて「ヘリテージシリーズ」。ヘリテージ(heritage)の意味は「遺産・継承物・伝統」です。創業当初の伝統を受け継ぐアイテムとなります。

 

「ジェムソン ブラックバレル (Jameson Black Barrel) 」

ピュアポットスチルウイスキーにブレンドされるグレーンウイスキーは、バーボン樽とシェリー樽で熟成されます。

 

このとき、バーボン樽には内側を黒く焦がすチャーリングを2度行い、黒焦げの樽(ブラック・バレル)にしてから熟成させています。焦がしたバーボン樽の香りやスパイス、シェリー樽由来のフルーティな風味が調和。

 

The Temple Bar アイルランドで有名なテンプルバー
The Temple Bar アイルランドで有名なテンプルバー

 

なぜこれが伝統なのかと言えば、1780年の創業当初は使っていない樽を蒸留所に放置していて、熟成のときにチャーリングを行って再利用していたとか。

 

この製法を現代に受け継いで磨きをかけたという工程だからなんですね。価格は2,900円前後で40度・700ml。

 

そのほかに、中身はスタンダードと同じですが、ワンシーズンのみ登場する「限定デザインボトル」があります。2018年は日本では2種類販売されていて、いずれも40度・700ml。スタンダードよりも数百円かかるだけなので、リピート買いするファンに人気です。

「セント・パトリックス・デー リミテッド2018(Jameson Limited Edition St.Patrick's Day Bottle)」

アイルランド最大の祝祭「セント・パトリックス・デー」を祝って、毎年このシーズンのみ登場。2012年から発売されていて、アイルランドに縁のある著名なアーティストがデザインを手掛けています。

 

2018年版はロンドンを拠点とする3人のアイルランド人の共同プロジェクト。ケルト神話からインスピレーションを得て、仲間との結束、調和、勇敢さが描かれています。価格は1,800円前後。

 

「ジャパンリミテッドボトル(Jameson Japan Limited 2018)」

日本限定。日本人アーティストのYU SUDA(ユウ スダ)さんとのコラボにより、人の絆や伝統を重んじるブランドの精神を和風デザインで表現。 価格は1,800円前後。レベルの高いデザインを毎年集めるのも楽しいですね。