グラスホッパーカクテル・意味やプースカフェなど新旧レシピの作り方

グラスホッパーカクテルの意味・レシピ・度数

「グラスホッパー(Grasshopper)」は、ペパーミントとカカオのリキュールがベースのカクテルです。ミントの香りとカカオの香ばしさ、生クリームのコクが溶け合ったチョコミント風味。舌ざわり、のどごしもなめらかです。

 

カクテル名の由来はグラスホッパーの意味でもある「バッタ」または「キリギリス」からきています。草原の緑も思わせるような美しいカラーです。

 

材料はグリーンペパーミントリキュール1/3、ホワイトカカオリキュール1/3、生クリーム1/3が標準レシピ。よく使われるのがフランスの「ジェット27(GET27)」、アムステルダムのボルス「クレーム・ド・カカオホワイト」。

 

ジェット27が21度(27は販売当初のアルコール度数で、現在は21度)、ボルスは24度なので、全体量が60mlとするとグラスホッパーの度数は15度となります。

 

Grasshopper グラスホッパー

ロングドリンクとショートドリンク、新旧2種類の作り方

グラスホッパーは昔と今では作り方が違うため、2種類を紹介します。なぜ違うのかと言えば、時代とともに見た目よりも味を重視するようになったからではないかと言われています(くわしくは後半で解説)。

 

材料は同じなので、宅飲みの場合は両方挑戦してみてください。旧バージョンは3層にお酒を重ねてつくるプースカフェスタイル。現代はシェークするスタイルです。

 

ちなみに、旧プースカフェスタイルは冷やさないのでロングドリンク(ロングカクテル)、現代のシェークスタイルは早い時間で飲み切る必要があるため、ショートドリンクに分類されます。

旧来のプースカフェスタイルのレシピ

材料は先に紹介したのと同じですが、こちらはプースカフェグラスがあればきれいです。グラスにホワイトカカオ1/3⇒グリーンペパーミント1/3⇒生クリーム1/3の順で、バースプーンを伝わせて垂らし入れます。

 

それぞれのお酒の比重の違いを利用しているため、混ざりにくいんですね。バースプーンに慣れていない方は、カクテル作りに使うメジャーカップ(計量器)を使ってみてください。

 

リキュールをメジャーカップに注いで、カップから慎重に垂らしていきます。グラスの内側につかないように注意しながらゆっくりやってください。

 

ひとつを注ぎ終わったら、洗ってくださいね。次のお酒に色が混ざります。成功すれば3層に分かれて、真ん中が鮮やかな緑色になります。

冷えたチョコミント味がまろやかな現代レシピ

同じ材料をシェークして作るレシピが現代のスタイル。カクテルも冷えるので口当たりも良くなります。生クリームを使うため、強めにしっかりシェークしなければなりません。

 

ですが、時間をかけるとシェーカーの中の氷が融けて薄まってしまうので、注意が必要です。また、作ったあとも早めに飲まないと分離が進みます。

 

カカオリキュールにはホワイトとブラウンがありますが、グラスホッパーの場合はホワイトを使わないと美しい緑色が出ません。ブラウンで代用すると、仕上がりの色は残念な茶色になってしまいます(笑)。

新旧のスタイル、どちらがおいしい?

私がバーテンダーをやっていたときの経験からすると、プースカフェのカクテルは見栄えはいいのですが、一層ずつ飲んでいくと味は見た目ほどでもないんですね(笑)。

 

リキュールを常温の原液で飲むわけですから、よほど好きでもない限り、当然ながら味わいはもうひとつ。さらに、グラスの中を1層から3層にストローが行き来しているあいだに色が混ざってしまいがちなんですね。

 

宅飲みで味がもうひとつと感じたら、シェーカーにドボンと入れてシェークしてしまいましょう。グラスホッパーの場合は混ざっても色はキレイなのでいいですよね。ちなみに、レインボーカクテルは混ぜると灰色になります(笑)。

 

草原の画像

チョコミント好きなら牛乳や豆乳でゴクゴク飲めるレシピで

チョコミント好きの方からは、牛乳や豆乳割りでゴクゴク飲みたいという希望もよく聞きます。

 

その場合は、氷を入れたシェーカーにホワイトカカオとグリーンペパーミントを同量入れたあと、牛乳(豆乳)を入れてシェークしてください。

 

シェーカーがダブダブ気味になりますが、しっかり振ってグラスに注げば出来上がりです。夏向きのカクテルになりますよ。