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ゴードンスロージン・ジンベースのリキュールをロックやカクテルで

「ゴードンスロージン(Gordon's Sloe Gin)」はドライジンでお馴染みのタンカレー・ゴードン社による本格派スロージンです。

 

ジンをベースにワイルド・スローベリーを漬け込んでつくられたリキュール。着色料は一切使われていないので、ナチュラルな濃い赤褐色をしています。

 

フルーティーさとドライさのバランスがいいため、バーでは「スロージンの定番ブランド」として評価されています。

 

Sloeberry スローベリー
Sloeberry スローベリー

 

スロージン(Sloe Gin)の綴りはスローベリーのスローからきています。遅い(Slow)という意味ではありません。別名スピノサスモモ(Blackthorn)と呼ばれる樹木で、プラムの一種。

 

日本では一般的に「西洋すもも」と呼ばれます。乾燥した土地に生息して5年おきに開花。アーモンドのような匂いを漂わせます。

 

一般的なスロージンは破砕したスローベリー(別名・スピノサスモモ)を浸漬して香味を抽出します。このときの破砕の仕方が作り手によってちがうんですね。

 

果肉のみを破砕するケース、種子もろとも破砕して果肉と種子の両方を使用するケース、さらにストロベリーやチェリーを一緒に加えたりする場合もあります。

 

ゴードンスロージンでは製造過程でチェリー、ジュニパーベリーなども使われています。

 

ちなみに、一般的なスロージンはグレーンスピリッツ(穀物を原料として生産した蒸留酒)がベース。スロージンがジンの一種だと誤解をしている人もいますが、「ジュニパーベリーの香り付けがされた蒸留酒」というのがジンの定義なので、スロージンはジンの仲間ではなく、リキュールですね。

 

Cherry チェリー
Cherry チェリー

 

ボタニカルを加えて再蒸溜しないので、バスタブジン(昔はバスタブを利用して漬け込まれていたため)やコンパウンド・ジンとも呼ばれます。

 

しかし、「ゴードンスロージン(Gordon's Sloe Gin)」はベースにドライジンを使っているので、ジンの仲間と呼べるのではないかと思われます。

 

他のスロージンブランドに比べると大人っぽい風味なので、飲み方はスロージン・フィズにするまえにオン・ザ・ロックで風味を楽しんでみるのもおすすめです。

 

Blackthorn スピノサスモモの木
Blackthorn スピノサスモモの木

 

お好みでちょっとライムかレモンを絞ってみるのもいいかも。ゴードンスロージンをそのほかのカクテルで楽しむなら、喜劇王の名を冠する「チャーリー・チャップリン」もあります。

 

スロージン・アプリコットブランデー・レモンジュースを各20ml。材料をシェークして氷を入れたグラスに注げばできあがりです。

 

どっしりとした重量感のあるボトルも落ち着いていいですね。