グレンリベット銘柄まとめ 熟成年数・NA・ナデューラシリーズ

「グレンリベット(The Glenlivet)」はスコットランド・ハイランド地方東北部スペイサイドにある「グレンリベット蒸留所」が造っている銘柄です。熟成年数以外の銘柄も数多いので、今回は全部をまとめてみました。

 

まずは熟成年数別に紹介すると「12年・40度」「15年フレンチオーク・リザーブ40度」「18年43度」「アーカイブ21年43度」「25年43度」があります(いずれも700ml)。

 

グレンリベットでは基本的にヨーロピアンオークとアメリカンオークから製造された樽が使われます。

 

photo credit: Maedi. Glenlivet destillery via photopin (license)

グレンリベット蒸留所

 

風味や色のつきやすいシェリー樽の使用量を抑え、バーボン樽の使用比率を高くすることで原酒の味わいと風味を損なわないようにしています。

 

熟成年数別でほかとの違いがあるのが15年。原酒の一部をフレンチ・オークの新樽で熟成させるという特別な熟成プロセスです。

 

この樽はリムーザン・オークと呼ばれ、フランスのドルドーニュ地方で伐採され、通常はフランスの高級ワインやコニャックの熟成に使われています。

さらに、ナデューラシリーズ。ナデューラとはゲール語で「ナチュラル」の意味があり、19世紀の伝統的な製法を用い、限定した熟成樽のキャラクターを引き出したもので、いずれも少量の限定バッチで瓶詰めされています。

 

いずれも700mlで「オロロソ(Nadurra Oloroso)60度・48度」「ピーティッド(Nadurra Peated Whisky Cask Finish)60度・48度」「ファーストフィルセレクション(Nadurra First Fill Selection)60度・48度」。

 

度数を2つずつ紹介していますが、これはカスクストレングス(加水調整せず、樽からそのまま瓶詰め)と加水タイプがあるためです。ちなみに、「ザ・グレンリベット16年ナデューラ」終売以降の商品となります。

 

oak オーク
oak オーク

 

 

また、スモールバッチで瓶詰されているため、バッチ毎にアルコール度数に若干の差が出るため、商品によっては62度というのもあるようですね。では、各商品について。

 

「オロロソ」はスペインのへレス地方で採れるファーストフィル(一度熟成に使用されて空けられた樽)のオロロソ・シェリー・オーク樽で熟成されます。

 

現在のザ・グレンリベット蒸留所では乾燥工程にピートを使用していませんが、「ピーティッド」はちょっと変わった方法で通常の樽熟成後にひと工夫ピート感を加えています。

というのは、強いピート(泥炭)の効いたスコッチウイスキーの熟成に使用された樽(古樽)を用いて後熟させているんですね。滑らかでフルーティな独自のスタイルにスモーキーさがかすかにあります。

 

「ファーストフィルセレクション」は熟成樽にファーストフィルのアメリカンホワイトオーク樽を使ったもの。

 

バニラの香りとともに甘い西洋梨、トロピカル・パイナップル、熟したバナナなどの風味が特徴で、ノン・チルフィルタード製法で本来のフレーバーを生かした味わいに仕上げています。

 

ノン・チルフィルタード製法についてはこちら>>>「オランチアジン」

 

 

さらに、ノンエイジ(NA)で販売されているのが、「ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ(The Glenlivet Founder's Reserve)40度700ml」。

 

創業者ジョージ・スミスの製法・レシピを、現在のザ・グレンリベット蒸留所のマスターディスティラーであるアラン・ウィンチェスター氏が忠実に再現。現代に蘇らせたというものです。

 

品薄だったり高値になったりしている販売店も多いので、ヤフオクなどが入るオークファンの中古情報も載せておきます。