ディスティレリ ド パリジンの種類・ベルエール、トニック、バッチ1

ディスティレリ ド パリジン3種類・ベルエール、トニック、バッチ1とは

「ディスティレリ ド パリジン(Distillerie de Paris Craft Gin)」はフランス・パリ唯一の蒸留所「ディスティレリ・ド・パリ」が造っているクラフトジンです。

 

同蒸留所のジンにはベルエール(Bel Air)、トニック(Tonik)、バッチ1(Batch1)の3種類があります。

 

伝統的なジンではボタニカルの数や種類を競っている面もありますが、ディスティレリ・ド・パリのスタイルは、香りの凝縮感となめらかさにあります。

 

ボタニカルも基本的にフレッシュなものだけを市場で選んで使うという、こだわりがあるんですね。

 

パリの画像
Paris パリ

ベルエールのボタニカル・特徴・価格

「ディスティレリ ド パリジン ベルエール」は「飲める香水」と形容されるように、香りの構築を考え抜いたフレグランスの手法で造られているのが特徴です。

 

ボタニカルは創業者のニコラ氏本人が毎日パリのランジス市場(世界で最大の生鮮食品市場の一つ)に通って自ら厳選するほか、香料の高級産地レユニオン島(インド洋に位置するフランス領の火山島)から空輸で取り寄せて、フレッシュな原料だけを使っています。

 

使われているボタニカルはジュニパー、ブッシュカン(仏手柑)、ジャスミン、ウコン、ベチバーなど。

ベチバー(Vetiver)は香水のベースとなるイネ科の植物で、根に強い香りがあります。土っぽく重いウッディな香りが特徴です。

 

ちなみに、ボトルの名前の由来である「ベルエール」はボタニカルが採取される農園の名前だとか。

 

ベルエールの特徴は口に含んだ瞬間のオレンジの香味やマスカットのような香りが豊かで、フレッシュな香味を感じられる点にあります。

 

「ディスティレリ ド パリジン ベルエール」はアルコール度数43度・500mlで、今日現在の最安値は6,100円前後。

 

レユニオン島の画像
Reunion レユニオン島

ディスティレリ ド パリジン トニックの特徴・価格

トニックと名前がついているのでトニックウォーターかと勘違いしそうですが、これはジンです。

 

「ディスティレリ ド パリジン トニック」はあらかじめジンにキナ抽出物が入っているため、炭酸水で割るだけで上質な糖質フリーのジントニックがつくれるというジンなんですね。

 

私もそうなんですが、甘過ぎないジントニックが飲みたい人にはうれしいですね。

 

炭酸で割っても風味がボケずにドライなトニックが楽しめます。

 

アルコール度数43度・500mlで、今日現在の最安値は5,800円前後です。

バッチ1の特徴・価格

「ディスティレリ ド パリジン バッチ1」は柑橘系の香りをベースに水割りで新鮮なコリアンダーの香りが開くように設計されたジンです。

 

ベルガモットがマンダリンオレンジの香味が華やかさと、ジュニパー、シナモンの風味を上品につないでいる逸品です。

 

アルコール度数43度・500mlで、今日現在の最安値は6,200円前後です。

 

いずれのボトルも希少で販売店によってかなり価格に差があります。気になる方はお早めにチェックしておいてくださいね。

パリの蒸留所「ディスティレリ・ド・パリ」とは

「ディスティレリ・ド・パリ」とはその名の通り、パリの蒸留所という意味で、パリ10区のにぎやかな商店街の奥に構えられた小さな蒸留所なんですね。

 

パリは1914年以来、防火のために蒸留所をパリ市内に作ることが禁止されています。この蒸留所は特例中の特例で、おそらく今後も新しい蒸留所の認可が下りることはないとも言われています。

 

100年ぶりにパリに蒸留所を造ったのは、パリで何十年にもわたって愛されている家族経営の高級食料品店「ジュレス」のセバスチャンとニコラ兄弟。

 

マンダリンの画像
Mandarin マンダリン

 

彼らは粘り強い交渉で市から許可を取り、クラウド・ファウンディングで資金を調達して2015年に開業。ジン、フレイヴァード・ウォッカ、ラムなど、早くも50種を生産しています。

 

通常一週間もあればできるとされるジンの工程は手作業で行われるため、一回の生産に3か月も費やしています。

 

たとえば、加水の工程において短時間で一気に水を混ぜると、歯茎や舌にアルコールの攻撃的な刺激が残ります。

 

そこで、毎日少しずつ、泡だて器を使って手作業で混ぜていくことで、アルコール感が刺さらない、柔らかい口当たりが得られる工夫をしています。

 

作業の手間と新鮮なボタニカルを調達しているため、どうしても乾燥した材料に比べて高価になってしまいます。

 

「お金儲けならパリ産のラベルを貼って、エッフェル塔の瓶に詰めて売ればいい。オーガニック食材やグリーンエネルギーを話題性にしてもいい。でも、それは一番したくない」というのが「ディスティレリ・ド・パリ」の心意気なんですね。