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ジョージTスタッグとジュニアの特徴・販売状況と価格・口コミ評価は

ジョージTスタッグとジュニアの特徴・販売状況と価格・口コミ評価

「ジョージTスタッグ(George T. Stagg)」と姉妹品「スタッグジュニアバレルストレングス(Stagg Jr. Barrel Strength」の特徴と口コミ評価を紹介します。

 

ジョージTスタッグはバッファロートレース蒸留所から毎年限定で販売されていたプレミアムバーボンウイスキーです。

 

15年熟成物で樽出しのまま加水なし、ノンチルフィルターで製造されています。

 

ロットによりアルコール度数にばらつきがあり、70度前後というハイプルーフが大きな特徴で、一般的なカスクストレングスの60度を大幅に上回っています。

 

バッファロートレース蒸留所の貯蔵庫の画像
バッファロートレース蒸留所の貯蔵庫

熟成中に度数が上がる珍しい原酒

しかも、蒸留した原酒を樽に詰めるときは62.05度なのに、熟成中に度数が上がるという珍しい原酒が使われているんですね。

 

一般的なウイスキーで貯蔵・熟成される場所は湿度が高く、水分の蒸散が進みにくいため、貯蔵を続けると通常はエタノール濃度、つまりアルコール度数が下がっていきます。

 

ジョージTスタッグの原酒のアルコール度数が上がるのは、バッファロートレース蒸留所のあるケンタッキー州の気候に関連しているとされます。

 

昼夜の温度差が激しいケンタッキー州では、15年といえばかなりの長期熟成。とくに夏と冬の大きな気温の差が影響していると言われます。

イーグルネストは通説

また、「Eagle Nest(イーグルネスト)」と呼ばれる貯蔵方法にも理由があるとされています。

 

イーグルネストとは「鷲の巣」。鷲が高山の岩棚などに大きな巣をつくる習性から、山の頂上を意味するときに使われたりします。

 

ウイスキーの貯蔵では風通しがいい貯蔵庫の最上段を意味しています。

 

つまり、ジョージTスタッグの原酒は最上段で貯蔵しているとの情報もあるわけですが、これは通説のようです。

 

バッファロートレース蒸溜所が毎年数量限定でリリースしているアンティークコレクションの2013年度版に「ジョージTスタッグ」も入っていましたが、こんな情報があるんですね。

 

このときのジョージTスタッグについて、「1997年春に蒸溜した原酒を3つの貯蔵庫(I・K・Q)の低層階で熟成させた」とあります。必ずしもイーグルネストではないわけです。

 

ケンタッキーの農村の画像
Kentucky ケンタッキーの農村

ジョージTスタッグジュニア・バレルストレングス

ジョージTスタッグは2002年から一度だけの企画でリリースが始まり、あまりの評判でファンから切望されたため、毎年ボトル本数にして300本程度だけが販売されてきました。

 

ストレートで飲んでも、舌にくるビリビリ感は少なく、70度というハイプルーフを感じさせない口当たり。

 

ハチミツとウッディな香りがトロトロとした風味で酔わせてくれる逸品です。

 

その後、おそらく原酒不足からだと思いますが、2016年を最後にジョージTスタッグは一般には販売されていないようです。

 

ただし、ヤフオクなどではジョージTスタッグの2019年リリース物として、7万円近くの値段で取引があります。

 

このようにジョージTスタッグは今やオークションでしか入手できませんが、2013年から姉妹品「スタッグジュニアバレルストレングス(Stagg Jr. Barrel Strength」がリリースされています。

 

こちらも加水、フィルタリングはせずにボトリングされていて、ロットによりアルコール度数は変わるというのはジョージTスタッグと同じ。

 

違いは15年熟成のジョージTスタッグに比べると、短めな8~9年熟成と約半分になっていることなんですね。

 

年に2回だけ製造される数量限定商品となっていますが、通販ではわずかに購入できます。

雄鹿の画像
Stag 雄鹿

ジョージTスタッグジュニアの価格とレビューの評価

今回は一般に流通しているジョージTスタッグジュニアの価格とレビュー評価を紹介しましょう。

 

スタッグジュニアはアルコール度数65度前後・750mlで、今日現在の安い価格帯は13,000円ほど。

 

一般的な評価からまずはマイナス評価を指摘する感想をあげてみます。

 

「度数は強いが、おとなしいバーボン」

 

支持するレビューは以下の通りです。

 

「少し、パンチが強かったが、バーボンの風味がとても強い」

「焦がした木樽の風味が強く、フルーティーでレーズンぽい」

「みずみずしい感じの味」

「ジョージTスタッグを思わせる甘さと力強い味わい」

 

好みの差はありますが、バーボンの職人技を味わいたい方におすすめしたい逸品です。

 

ジョージTスタッグの名前の由来は、かつて一時代を築いた経営者の名前からきています。

 

かつてのバッファロートレース蒸留所は経営が思わしくなく、何度か経営者が変わっていましたが、その中でも業績を回復するのに尽力した人と伝えられています。

 

Staggさんにちなんでボトルには「鹿の角」がデザインされています。