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「ジェネラスジン」フランスからフローラルな香りを惜しみなく

「ジェネラスジン(Generous Gin)」はジュニパーベリー、ジャスミン、エルダーフラワー、レモン、オレンジなど天然由来のボタニカルを使い、高精度の生産技術を駆使して造られるフランス産のクラフトジンです。

 

フランス産は日本市場ではまだ数も少なく、ボタニカルや蒸留所などの情報もくわしく公開されていないようです。そこで今回はボタニカルの解説を中心とします。

 

ジェネラスジンには香水文化を思わせる、フランスらしい香り高いボタニカルがたくさん使われています。まず、クラフトジンでは珍しいジャスミン。

 

jasmine ジャスミン
jasmine ジャスミン

 

ジャスミン(ヤースミーン)はペルシャ語に由来していて、中近東から欧米では女性の名前としても使われます。

 

モクセイ科ソケイ属の植物の総称で、ソケイ属の植物は世界で約300種もあります。ほとんどが観賞用ですが、なかでもソケイとマツリカの2種がとくに強い芳香を放つため、香水やジャスミンティーの原料として使われています。

 

ソケイを原料に作られるジャスミン・アブソリュートと呼ばれる精油はアロマテラピーに使われ、マツリカはおもにジャスミンティーの着香に使われています。

エルダーはヨーロッパ原産の針葉樹で、イギリスやヨーロッパ各地に自生。日本では「西洋ニワトコ」とも呼ばれます。

 

エルダーの名前の由来は、5世紀から12世紀にかけてイングランドに移住したゲルマン系民族が使用していたアングロ・サクソン語。

 

若枝の髄を抜き取ると筒状になる性質があるため、火を起こすときに使用していたことから、「エルド(炎)」と呼ばれるようになりました。

 

elder flower エルダーフラワー
elder flower エルダーフラワー

 

エルダーはキリストの十字架が作られた木ともいわれています。ハリー・ポッターシリーズでも物語に重要な杖として使われました。

 

エルダーフラワーは甘いマスカットのような香りがあり、フラボノイドやクロロゲン酸といったポリフェノール成分によって、発汗や利尿作用が期待できます。

 

また、ケルセチンというフラボノイドには抗酸化作用があるため、風邪の初期症状や花粉症などのアレルギー症状を緩和すると考えられています。

 

 

「ジェネラスジン(Generous Gin)」のジェネラスとは「気前のよい、寛大な、惜しみない」という意味なので、シトラスとフローラルフレーバーを惜しみなく、最高に組み合わせたという自信の現れがうかがえます。

 

実際にフローラル系の香りがとてもよく、口にすると味のクセはありません。多様なフレーバーがちょうどいいバランスで組み合わさって爽やかです。

 

エレガントなボトルデザインに惹かれて購入する人も多いですね。香水を思わせるプリントで、そのまま飾っておけます。