· 

フロム・ザ・バレル 国際的評価の高いザ・ニッカはフランスでも人気

ニッカ フロム・ザ・バレル「(NIKKA WHISKY From The Barrel)」は日本のニッカウヰスキーが製造、アサヒビール株式会社が販売しているブレンデッドウイスキーです。

 

フロム・ザ・バレルの特徴のひとつは、熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、さらにもう一度樽に入れて数ヶ月ほど再貯蔵していること。

 

この工程は「マリッジ」と呼ばれます。結婚のほかに融合の意味があり、熟成を終えた原酒同士の風味を安定させるために行います。日本では後熟とも表現されます。

 

From The Barre ニッカ フロム・ザ・バレル
From The Barre ニッカ フロム・ザ・バレル

 

特徴のふたつめは、後熟のピークに達した時点でほとんど加水せず、51度という通常のウイスキーより高いアルコール度数で直接ボトリングしていること。

 

多くのウイスキーは瓶詰め前に割り水によってアルコール分を40~45度程度に調整されるので、原酒のままの美味しさを楽しむことはできません。

 

樽出しの原酒そのままのウイスキーは「カスクストレングス」と呼ばれます。加水していないことも多く、50度を越えるものもよくあります。

ニッカ フロム・ザ・バレルにおいても加水は最小限に抑えられ、カスクストレングスに匹敵する51度のアルコール度数で販売されています。

 

とはいえ、厳密にはカスクストレングスの定義から外れるので、その名称はつけずに「樽出し原酒」と表現しているようです。

 

フロム・ザ・バレルは1985年10月にニッカウヰスキーから発売されて以来のロングセラー。これまでに「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」のサブカテゴリーにおいて、5年連続(2007年~2011年)、「ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー「ノーエイジ」を受賞。

 

paris フランス・パリの街角
paris フランス・パリの街角

 

ほかにも書ききれないほどの受賞歴があります。ちなみに、フランス・パリのBARでフロム・ザ・バレルはジャパニーズウイスキーのなかでもニッカウヰスキーの象徴として愛され、ストレートで飲まれることが多いとか。

 

2015年に値上げをしたため、消費税別の定価(参考小売価格)は2,400円。一時はテレビ番組の影響などで品薄になり、価格が高騰しましたが、今日現在は参考小売価格に近い最安値で入手できるようになっています。

 

アルコール度数が高いだけに、コク、華やかな香り、甘さが口の中いっぱいに力強く感じられます。Amazonのレビューでも高品質でおいしいという高い評価は変わりませんね。

 

 

ボトルの注ぎ口に特徴があるため、最初の一杯目の注ぎ方を失敗するとこぼしてしまいます。こぼさないコツはグラスの上から注がないこと。

 

グラスの縁をボトルのネック部分に押し当ててから、ボトルを静かに傾ければスムーズに注げますよ。