お酒に酔わない方法や対策を実践しながら考えてみると

お酒に酔わない方法や対策1・乳製品とトマト

「今夜はお酒好きの友人と会うから、たくさんお酒を飲みそうだな」というとき、飲む前に酔わない方法や対策を考えます。

 

胃からのアルコールの吸収をゆっくりにするためには、事前に牛乳やヨーグルトといった乳製品を摂取しておくのがいいと言われます。

 

でも、飲みすぎて時間が経過したら、結局同じことになるのはみなさん経験済みではないでしょうか(笑)。

 

私は最近、飲んでいるときにできる対策を考えて、実践しています。これは自宅飲みのときにしかできませんが、サラダになるべくトマトを入れてドレッシングのほかにお酢を多めにかけること。

 

トマトはアルコールと一緒に食べると酔いにくいそうです。ちなみに、お酒の弱い方にはビールにトマトジュースを加えたカクテル、レッドアイ(Red Eye)がおすすめです。

 

トマトの画像

対策その2・お酢やレモンなどのクエン酸

お酢を多めにかけるというのは、クエン酸の摂取が目的です。クエン酸は肝機能を高める働きや疲労回復効果が期待できます。

 

そのほか、肝臓の機能を高める植物性タンパク質を大量に摂取できる豆腐、肝臓の働きを強化する効果が期待できるビタミンB1の入ったナッツ類など。

 

対策その3・飲みながら水を飲む

そのほかに、漢方医の先生に聞いた「お酒と同時に水をたくさん飲む」ということ。水の摂取は胃の中のアルコール度数を下げて、肝臓がアルコールを分解するときに必要な水分を補ってくれます。

 

ウイスキーやジンなどの蒸留酒なら度数が高いので、炭酸割りでもさらに水を飲むのがいいようです。でも、やってみるとこれはかなりたいへんでお腹がふくれるばかり。

 

いろいろ考えて、対策を講じながらお酒の量を少しずつ減らしていくのがいちばんだと気づきました(笑)。

 

レモンの画像

お酒にまったく酔わない女性との出会い

お酒に酔わない人にこれまで何人か、出会ったことがあります。その方はすべて女性でした。いずれもお酒の席では酔っぱらいの横で「(酔えなくて)つまらないなあ」といった表情を浮かべていたのが印象に残っています。

 

昔、バーテンダーをやっていたときのことです。30代くらいの男女のお客様がご来店しました。

 

座るなり、男性から「できるだけアルコール度数の高いカクテルをこの人(女性)に出してくれる?」とひとこと。「大丈夫ですか?」と女性に聞きましたが、「はい」とニコニコしています。

 

実はこの男性はこれまで何度か、男性同士で来店されていました。お話はしたことがありませんでしたが、店がヒマだったこともあって、このとき初めてゆっくり会話することに。

 

聞けば、おふたりはご夫婦だったんですね。ご主人に伴われて、この日は奥様がカクテルを飲みに来られたわけです。「この人ね、なにを飲んでも酔わないんだよ。いっしょに飲んでも、こっちが先に酔っちゃってね」と笑うご主人。

 

バーの画像

カクテルのアースクエイクをモノともせず

微笑む女性に「ほんとにいいんですね?」と何度かお聞きしてから、「アースクエイク (Earthquake)」をつくってみました。

 

アースクエイクとは英語で「地震」を意味します。その名のとおり、飲むと地震でも起きたかのようにクラクラすると形容されるカクテル。

 

別名は混合するお酒の名称の一部ずつをとって「アブジンスキー」。アブサン、ドライジン、ウィスキーを1/3ずつの分量でシェイクしたカクテルです。

 

アブサンが50度以上、ドライジン、ウィスキーがそれぞれ40度だったのでアルコール度数は40度以上ありました。

 

アブサンは薬草系リキュールでニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが入っているわけですが、ひとことで言えば薬臭い風味がします。

 

私も飲んだことがありますが、アルコール度数の高さと、アブサンの強烈な香りにとても太刀打ちできませんでした。

 

女性の笑顔の画像

 

「アースクエイク」を出してみるとひと口飲んだ女性はニコニコして、「おいしい」と笑いました。それから、ほかのお客様の対応を済ませてご夫婦の前にもどってみると、3分の2くらい飲み干した状態のカクテルグラスが。

 

あ、やっぱり強すぎて飲めないんだろうなと思って聞いてみました。

「ちょっとキツすぎましたか?」

 

すると、女性は顔色も変えずに「ううん、すぐに飲んじゃったら悪いから、これでも気を使ってるの。すぐに飲むと、バーテンダーさんが次から次へとつくらなきゃならないから、たいへんでしょ?」

 

「ほらね」とご主人が苦笑。冗談で言っているのではないことがわかりました。結局、その晩、甘いものから酸味のあるものまでアルコール度数の高いカクテルを十数杯もつくりましたが、女性はまったく酔わず、赤い顔になったご主人と帰宅されました。

 

ほかの方のカクテルもつくっていたので、この日は腕が棒のようになったのを覚えています。女性がバーテンダーに気を使う気持ちがよくわかりました。