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ネオプレミアムトニックウォーター・シークヮーサー果汁と小城の天然水

「ネオプレミアムトニックウォーター(n.e.o Premium Tonic Water)」は佐賀県小城市(おぎし)にある友桝飲料が製造・販売しています。

 

原材料を国内産にこだわった、バーテンダー監修によるプロ仕様のトニックウォーターというのが大きな特徴です。

 

実はトニックウォーターの開発前、ジンジャーエールが先に開発されています。その経緯は福岡市の老舗バー「サンボア」を経営していた著名バーテンダー、管(すが)博史さんに始まります。

 

 

管さんは「本当においしいモスコミュールを作るためのジンジャーエールが欲しい」と知人を介して友桝飲料の友田社長に持ちかけたんですね。

 

それから中洲のバー「LOOP」の岩永大志さん、「GITA」の岩永一志さんに協力を依頼。おふたりは兄弟で、バーテンダーの全国大会でも数々の受賞歴のある方です。

 

NBA(一般社団法人 日本バーテンダー協会)の福岡支部長も務めてきた重鎮として、中洲にある同じビルでそれぞれのバーを経営しています。

自ら何度も工場に通い、微妙な酸味や甘さを監修したうえでジンジャーエールを完成。販売すると、バーテンダーから大きな反響を受けたため、n.e.oシリーズとして「ネオプレミアムトニックウォーター(n.e.o Premium Tonic Water)」が開発されることになります。

 

ネオプレミアムトニックウォーターの味の特徴は、沖縄産シークヮーサーの果汁から苦みと香りのバランスを生み出していること。

 

シークヮーサーはヒラミレモン(平実檸檬)とも呼ばれるミカン科の常緑低木で、「ノビレチン」という栄養成分が含まれています。

 

 

 

これは柑橘系の果実に多く含まれるポリフェノールの一種で、血圧上昇抑制、動脈硬化予防、脂質代謝改善効果、紫外線による皮膚炎症抑制、リウマチ、関節症の改善、ガン細胞の増殖抑制効果などが期待されています。

 

しかも、シークヮーサーの「ノビレチン」含有量はカボスの3倍、温州みかんの11倍、グレープフルーツの267倍と群を抜いて多いんですね。

 

ネオプレミアムではこのシークヮーサーを使うことで苦味は少なめ、柑橘風味が強めのバランスとなっています。一般的なジントニックは最後にライム果汁を加えて調整しますが、(好みの個人差はありますが)必要ないかもしれません。

 

 

もうひとつの魅力が、使われている水が天然水であること。メーカーの友桝飲料の小城工場周辺は、日本有数の蛍の名所なんですね。蛍はきれいな水辺にしか生息しませんから、見たことがないという人もいるかも。

 

友桝飲料ではこの大自然の天然水を利用して多くの商品を生産していて、n.e.oシリーズにも当然、この自然の恵みが使われています。

 

原材料表記は「黒糖ぶどう糖液糖、シイクワシャー果汁(ボトル表記のまま)、酸味料、香料、苦味料」で、内容量は200mlとなっています。