AwaGinアワジン・醪ベースで徳島阿波名産すだちと木頭柚子を蒸留

AwaGinアワジン・徳島県日新酒類㈱が醪をベーススピリッツに

「Awa Ginアワジン」は徳島県板野郡上板町の日新酒類株式会社が造っているクラフトジンです。

 

特徴のひとつはベーススピリッツの原料。一般的にジンのベーススピリッツには大麦、ライ麦、じゃがいもなどが使われますが、徳島県産山田錦の等級米を全量使用して醸した醪(もろみ)が使われているんですね。

 

もろみとは、酒母、麹、蒸米、仕込み水を専用のタンクに投入して発酵させたもの。もろみ仕込みは日本酒の製造工程には欠かせないものです。

 

酒類総合メーカーならではの特徴が活かされたベーススピリッツです。

 

徳島県吉野川の画像
徳島県吉野川

特徴はすだち・木頭柚子・阿波晩茶・山椒など国産ボタニカル

「Awa Ginアワジン」のもうひとつの特徴が、ボタニカルに徳島の素材を中心とする100%日本の国産原料が使われていることです。

 

徳島県阿波国(あわのくに)を代表する「すだち」、「木頭柚子(きとうゆず)」のピール、阿波晩茶(あわばんちゃ)、国産山椒がおもな原料。

 

木頭柚子は標高300~500メートルに位置し、四国のチベットとも呼ばれる剣山系の山々に囲まれた盆地にある、徳島県那賀町木頭地区(旧木頭村)で栽培されています。

 

雨量が非常に多い地域ということもあり、他の柚子では類を見ない香りの高さと酸味の強さが特徴となっています。

阿波晩茶は徳島県那賀町と上勝町の特産品となっている乳酸発酵茶。地元に古くから自生しているヤマチャを夏まで大きく育てた一番茶を使います。

 

7月中頃以降に摘み取って釜ゆで、茶擦りしたあと、樽で10日~3週間漬け込んで植物性乳酸菌に発酵させるという珍しい製法で作られます。

 

カテキン、カフェイン、テアニンが少なく、グルタミン酸やアスパラギン酸は多いので刺激の少ない甘味になります。

2つのタイプの蒸留器でボタニカルを分けて蒸留

もろみのベーススピリッツにポットスティル(単式蒸留器)とパテントスティル(連続式蒸留器)の2つのタイプの蒸留器にボタニカルを分けて蒸留することで、複雑で個性豊かな香味を引き出しています。

 

柑橘系の香気成分を豊富に浸漬させているため、ロックや水割にしたときに白く濁りやすいのもAwa Ginならではなんですね。

 

洋酒イメージの黒瓶にコルク詮、ラベルには徳島のイメージカラーである藍色が使われています。酒造蔵の技術と阿波国の特産品の風味が楽しめます。

 


kitoyuzu 木頭柚子

価格とレビューの口コミ評価

Awa Ginアワジンはアルコール度数45度・720mlで、通販の安い価格帯では5,000円前後とそれなりですね。

 

一般的なジンよりも度数が高めで、量もやや多めです。一般的な口コミでは価格に見合うだけの評価と見えて、マイナスを指摘する感想はとくにないようです。

 

支持するレビューには「美味しい!爽やかでとにかく美味しい!私の好きな飲み方はグレープフルーツジュース+炭酸割り」「ソーダ割ならずっと飲み続けられる」など。

 

やはり、すだちとゆずの香りを楽しむならソーダ割りがおすすめです。

 

日新酒類のホームページでもAWA GIN 30ml・ソーダ90mlのレシピが推奨されています。旬の時期にはすだちを入れて飲んでみたいですね。

すだちの画像
Sudachi すだち

日新酒類株式会社とは

日新酒類株式会社は江戸時代末期より続く酒造蔵の伝承の技を活かして、清酒、焼酎、リキュール、果実酒、本みりんなど製造している四国唯一の酒類総合メーカーです。

 

高知県および徳島県を流れる一級河川である吉野川(よしのがわ)の流域に位置する、阿波の酒蔵太閤酒造場で醸造された清酒「瓢太閤(ひさごたいこう)」が地酒として県内外で親しまれています。

 

徳島県産山田錦の栽培や清酒造りに重要なのが、清流吉野川の水なんですね。

 

日本トップクラスの美しい水環境の保全のため、地元では水質調査や河川美化に力を入れているそうです。